prna79’s blog

見学の記録,制作の記録,その他の記録などなど。

UKB→KIX(神戸→関空)

神戸空港関西国際空港を結ぶ連絡船(ベイシャトル)に乗りに行ってきました。三宮駅ポートライナーの窓口で,ポートライナーとベイシャトルのセット券を購入すると,ポートライナーが実質タダで乗れます(ベイシャトルの片道券とセット券は同額。購入は現金のみ)。

 

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神戸空港到着後は展望フロアへ。神戸空港スカイマークの根拠地です。次に機会があったら乗ってみたい。わが家からだと関空神戸空港もあまり違いはなさそうなので。であれば空港が小さい神戸の方が何かと簡単。

 

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神戸空港から西に明石海峡大橋

 

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神戸空港ターミナルからシャトルバス(無料)でベイシャトル乗り場へ移動。歩いて移動してもたいして時間はかからない感じ。高速船なので乗船中はシートベルト着用。神戸空港から関空までは30分。一方,関空では桟橋からターミナルへの移動はシャトルバス(こちらも無料)必須。関空第1ターミナルからさらにバス(またまた無料)で関空展望ホールへ移動。

www.kansai-airport.or.jp

 

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展望ホールは空港島の北端に立っています。この日は離陸はA滑走路,着陸はB滑走路の利用で,北向き運用だったので,滑走路南端から滑走を始めた小型機は滑走路を半分も使わずに離陸してしまい,展望ホールに届く頃にははるか上空を飛ぶ感じでした。

 

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ずっしり重いFedExの大型貨物機B777は滑走路の3分の2くらいを使ってようやく離陸。

 

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操縦席の窓周りの黒いこの小型機はエアバスA320でしょうか。

 

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神戸空港スカイマークの根拠地ですが関空はピーチの根拠地。ピーチはエアバスの小型機A320なのではるか高くを飛んでいく。

 

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斜め後ろからのこのアングルが好きだったりする。

 

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この日のハイライトはFedExの大型3発機MD-11でした。3発機はかっこいい。成田だと4発機のB747貨物機がたくさんいる感じですが関空では双発機ばかりでした。

 

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JRの関空駅のみどりの券売機前に100人以上の行列できてた。すべて外国からの観光客のようで,有人窓口の行列ならわかるけど券売機前の行列ということにびっくり。JRを諦めて南海で帰りました。そういうわけでラピートに初乗車。ラピートも普通車は満席でスーパーシート(JRでいうグリーン車)しか空席はありませんでした。

 

 

ポケモン×工芸展@国立工芸館

春の18きっぷを使って金沢の国立工芸館で開催中のポケモン×工芸展を見に行ってきました。

kogei.pokemon.co.jp

北陸線の金沢−敦賀間は来年春の北陸新幹線延伸開業でJRから分離されるので,今後は18きっぷでは金沢に行けなくなります。そんなことを思いながら出かけてきました。

天気がよかったこともあって金沢駅前のホテルから30分歩いて国立工芸館へ。朝9時30分の開館に少し遅れて到着したら100人ほどの行列。平日の朝なのに。週末の混雑はどれほどでしょうか。今回は30分ほど並んで入館。

 

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こちらは木象嵌。木製ですが着色ではなく木の本来の色です。

 

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こちらは彫金。金属製なのですが小さい部品の表面に細かい文様が入っています。

 

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象嵌の製作材料である木材いろいろと彫金の製作道具であるタガネいろいろ。

 

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こちらは有田焼。表面にびっしりポケモンが描かれています。

 

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こちらはガラス。立体の一面だけが透明になっていて中を覗けます。

 

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こちらはガラスの大きな容器。何に使うための容器なんでしょうか。

 

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こちらは信楽焼。壺としての使用もできるみたいです。製作過程の動画が上映されていました。

 

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こちらはレース。ピカチュウがたくさんぶら下がってる。この中に色違いがあるらしい。

凄まじい技術のほとばしりを感じる展示でした。ポケモンに詳しかったらもっと楽しめるんだろうなぁと思ったり。開催は6月11日まで。ポケモンファンにもそうじゃなくてもおすすめの展示です。

 

その他の写真はこちら↓

2023-03 pokemon x kogei | Flickr

 

 

浜松市動物園

春の18きっぷを使って浜松市動物園に行ってきました。

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hamazoo.net

京都から奈良線で木津へ,関西線に乗り換えて亀山へ,紀勢線参宮線を乗り継いで鳥羽へ。

 

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鳥羽から伊勢湾フェリー伊良湖へ。豊鉄バスと電車で豊橋へ。伊勢湾フェリーの窓口でフェリーと豊鉄のセット券を買うとお得に鳥羽→豊橋を移動できます。

東海道線で浜松へ。浜松駅前のホテルにチェックイン。翌朝はバスで浜松市動物園へ。遠鉄バスでJR浜松駅から50分くらい,590円。

 

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最初はポニーの展示。ポニーは馬の品種のことかと思ってたのですが,そうではなくて肩までの高さが147 cm以下の馬の総称だとのこと。知らなかった。そういうわけで日本の在来の馬は全てポニーに含まれるのだそうです。上の写真の2頭のポニーは互いに毛繕いをいていると思うのですが結構激しくて,どっちかというと互いに毛を毟っている感じでした。

 

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展望台から舘山寺の方向。

 

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展望台の右手の松の木にアオサギの集団営巣地。うんこをたくさん落としてた。

 

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ホッキョクグマの実物大看板。バフィンは209 cm,モモは220 cm。

 

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ファン目線を欠かさないツキノワグマの航(わたる)と華(はな)。

 

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オシドリ舎の天井で営巣する野生のコウノトリ。時折降りてきて低空を飛び,園内で巣材を集めて戻る,という行動を見せていました。オシドリ舎の裏側が山になっているので,そちら側からコウノトリにストレスを与えないような形で,オシドリ舎を上から観察することができるような観察スポットがあれば,と思いました。

 

 

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個人的にはジャイアントパンダよりレッサーパンダの方が好きです。

 

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ちょっとその格好はどうなんですかね。確かにいい天気ではあるのですけど。

 

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大あくび。肉球もサービスで。

 

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とても天気がよく暖かい一日になりました。上着いらず。

帰りも18きっぷで。JR海の快速とJR西の新快速乗り継ぎで帰宅。

 

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ちょうどいい時間だったので名古屋で矢場とんに寄り道しました。うまし。

 

その他の写真はこちら↓

2023-03 hamamatsu zoological garden | Flickr

 

 

松江フォーゲルパーク

満田晴穂 JIZAI@米子市美術館の翌日。

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米子市美術館の翌日は松江フォーゲルパークへ。松江フォーゲルパークは鳥類専門動物園+温室植物園です。

www.ichibata.co.jp

 

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朝日に輝く宍道湖が美しい。松江しんじ湖温泉駅から一畑電鉄20分で松江フォーゲルパーク駅に到着。駅前すぐが入り口です。

 

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虹彩の色が黄色オレンジ色黒色のフクロウたち。スタッフに質問したら,黒いのは夜行性,黄色は昼行性,オレンジ色は朝方や夕方に行動する種,ということでした。黄色はアメリワシミミズク,オレンジ色はベンガルワシミミズク,黒色はクロワシミミズクです。

動く歩道くにびき展望台へ。大山は見えたのですが霞んでたので写真はなし。

 

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ウォーターフォールエイビアリー(水鳥温室)でトキに餌やりができます。餌は固形ペレットでした。

 

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このショウジョウトキは嘴が曲がっていて噛みあわせが合っていないので人の手からは上手に餌を取ることが出来ません。野生だと生きて行くのは難しそうだ。

 

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トロピカルエイビアリー(熱帯鳥温室)には眼光鋭いハシビロコウ

 

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奇妙な形の嘴をもつナキサイチョウとギンガオサイチョウ。サイチョウのサイは動物のサイに由来します。サイの角のような嘴をもつ鳥,ということですね。性的アピールのためなのかな。

 

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パラダイスホール(ふれあい温室)ではオニオオハシとエボシドリに餌やりができます。餌はリンゴ。なかなか大胆で,腕や肩に乗ってきます。楽しい。スタッフに聞いたらオニオオハシは雑食性だそうでミルワームだとめちゃ食いつきがいいそうです。よく見ると大きな嘴の間に細い舌が見える。オオハシはキツツキ目の鳥なので細い舌をもつし,肉食もするのですね。知らなかった。

 

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センターハウスに戻ってフクロウショーに参加。フクロウがこちらのスタッフからあちらのスタッフへ,客をかすめて音もなく飛びます。フクロウショーの後はフクロウの手乗せ体験会も。

 

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ふくろうハウスのメンフクロウ。なぜかペリカンみたいに片足だち。しばらく後で見たら別の足に立ち足を変えてた。メンフクロウの虹彩の色は黒ですね。メンフクロウは夜行性。

というわけで大満足の松江フォーゲルパークでした。

松江から岡山へ特急やくもで移動。やくもの381系は来年春の引退が決まった国鉄型電車。その後,岡山から乗った新幹線がN700Sだったので乗り心地の違いが歴然としていて面白かった。

 

その他の写真はこちら↓

2023-02 matsue vogel park | Flickr

 

 

満田晴穂 JIZAI@米子市美術館

自在置物は金属で作られた工芸作品です。江戸時代の甲冑師が,世の中が平和になって減った仕事のかたわらで作り始めたものだそうです。モデルは実在の,空想の,生き物たち。金属製ですが関節は可動式であり様々なポーズを取らせることができます。現代の自在置物作家,満田晴穂さんの作品展を見に,米子市美術館に行ってきました。

m-haruo.com

www.yonagobunka.net

 

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京都から特急はくと1号で倉吉へ。235Dに乗り継いで米子へ。米子駅前には銀河鉄道999にしか見えないモニュメント。米子駅から歩いて15分くらいで米子市美術館。

 

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会場はこんな感じ。

 

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こちらは自在背赤二股鍬形。この翅はもちろん可動式で折り畳むことができます。大顎も可動です。その様子はこちらの動画↓がわかりやすいです。

 

 

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「うわぁゴキブリ……」と観客に言われちゃった可哀想なフナムシ。この頭骨は作品ではなく,本物の骨だそうです。

 

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ウズラは立たせることもできます。

 

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こちらがゴキブリ。触角でぶら下がるのは,近くを歩くとその振動でゆらゆら揺れる。

 

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こちらは自在大蚰蜒(オオゲジ)。この関節がすべて可動式です。ちょっと気が遠くなりそうだ。

どれも素晴らしい作品ばかりでした。「たまたま金属でできている生命」という表現が納得できます。

その他の写真はこちら↓

2023-02 yonago city museum of art | Flickr

 

松江フォーゲルパークに続く。

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いっちゃんとキボリノコンノ展

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↑これが木彫りの作品だなんてすごい。しかも作者は小学生。

 

do-art.jp

大阪心斎橋のカワチ画材店で開催中の「いっちゃんとキボリノコンノ展」を見にいってきました。

 

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制作過程がわかるたこ焼き。Twitterに上げられた動画を見ると爪楊枝も木彫り作品であることがわかります。

 

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カマンベールチーズの切断面の膨らみ具合がいい感じ。

 

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こちらのフォンダンショコラはケーキの断面が木のままになっているので,確かに木彫り作品だと確認できます。それにしてもとろりと流れ出たチョコ感がすごい。以上はキボリノコンノさんの作品。

 

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こちらは小学生のいっちゃんの作品。パンの耳のところに木目が見えるので木彫りの作品だとわかりますがバターしみしみのところはパンにしか見えない。めっちゃ手が込んでる。

 

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納豆もアジの開きも緑茶もフランスパンも全部木彫り作品。これらもいっちゃん作。どれもすごい。

 

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触れる展示もありました。もちろんオレオもうなぎパイも木彫り作品。

 

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いやーすごい作品でした。皆さんもぜひ。入場無料。3月2日まで開催です。

どうでもいいことなんだけど,キボリノコンノさんの名前をついつい木登りコンノさんと読んでしまう。木彫りのコンノさんなのに。

 

その他の写真はこちら↓

2023-02 icchan and kiborino-konno wood carving | Flickr

 

 

85系(HCとキハ)乗り鉄の旅

JR東海の新型特急HC85系に乗りに行ってきました。

market.jr-central.co.jp

京都から新幹線で名古屋へ,名古屋から新型HC85系の特急ひだ1号に乗車。

 

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所定では4両のところ,2両増結の6両編成でした。座席も60%以上は埋まってた感じ。外国人観光客も結構いる感じ。高山から1851Dに乗り継いで飛騨古川で途中下車。

 

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まったく予期していなかったのですが,飛騨古川は三寺まいりという伝統行事の日で,JR東海のさわやかウォーキングという街歩きイベントも開催されていました。三寺まいりはその昔,飛騨の娘たちが野麦峠をこえて信州に出稼ぎに行っていた時代から続く行事だそうです。街の中心があちこち車両通行止めになっていて巨大ろうそくの雪像がたくさん。祭り屋台もたくさん出ていて賑やかでした。

www.hida-kankou.jp

 

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君の名は。」のあのシーン。飛騨古川に来たら見ておきたいですよね。

 

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有名な瀬戸川と白壁土蔵には小さいろうそく雪像。酒蔵に寄り道して試飲させてもらいました。

 

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飛騨古川からさらに北上して富山へ。高山線乗り鉄するなら山深い飛騨古川-越中八尾間は欠かせません。ひだ7号は引退迫るキハ85系

 

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晩ご飯は富山駅下のしろえび亭で富山スペシャル天丼。しろえびとブリとホタルイカ。めちゃうま。

 

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翌朝はひだ8号で高山へ。こちらもキハ85系。新型では味わえなくなった前面展望を少しだけ。それにしても雪が少ない。

 

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高山駅到着後は増結作業の見学。富山発の3両に高山始発の4両をつなぐ。これは見逃せませんよね。

 

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高山の古い街並みを歩く。このハクセキレイは人慣れしているようで,1メートルくらいまで寄っても逃げなかった。餌をもらっているのかも。昨日の飛騨古川に続いて高山でも酒蔵に寄って試飲。高山の古い街並みには味噌蔵もあってここの味噌汁の試飲は温まるし美味いしでいうことなし。必ず寄ることにしてる。ホットワインの提供がなくなったのが惜しまれる。

 

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高山駅に戻って再び増結作業の見学。ひだ14号は新型HC85系。富山発の2両に高山始発の4両をつなぐ。ちょっと面白いのが号車番号の付け方。富山発の2両は9号車10号車ですが高山始発の4両は1〜4号車です。多客期に5〜8号車を増結できるように空き番になっています。

 

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年末年始にはHC85系の臨時増結8両編成の運転はあったそうですが10両はまだなし。10両での試運転はしているようなのでそのうち実現されるでしょう。雪深い山中を疾走する10両編成の新型特急は見応えがあるでしょうね。

 

今回乗った特急ひだ4本と新幹線のぞみ2本はいずれも乗車率は半分以上でした。旅客需要はかなり回復してる感じ。それはそれとして飛騨高山も飛騨古川も富山も雪が全然なかった。その点は少し期待外れの飛騨遠征でした。