JR福知山線の宝塚-三田間の新線開通に伴い廃線になった跡がハイキングコースとして解放されているので,歩きに行ってきました。JR宝塚線(福知山線)生瀬駅から交通量の多い国道の歩道を歩いて15分で廃線跡の入り口に到着。
歩き始めて最初の橋。鉄道時代の鉄骨の橋桁をそのまま利用しています。
鉄道時代の遺構。何のためのお立ち台だろうか。
武庫川の河原に大きな岩。よく見るとその側面に蜂の巣が。
1つ目のトンネルは北山第一トンネル。トンネル内の照明はなく,真っ暗なので懐中電灯などの照明は必需品です。
鉄道時代の枕木がよく保存されています。そしてこのデッキも鉄道遺構。保線係員の待機場所だったのでしょうか。
お立ち台,2つ目。
曲線半径300 m,速度制限60 km/hの表示のようです。
痛みの激しい落石注意標識。落石攻撃を受け続けた結果か。
3つ目のトンネルを過ぎたところに鉄橋。第2武庫川橋梁。かっこいい。
トンネル内の壁は蒸気機関車時代の煤煙に燻された当時の色が残っています。
レールの切れ端が落ちているのかと思ったら埋まってた。蹴ってもびくともしない。
最後のトンネルの手前が落ち葉の山でふかふかだった。ゆっくり歩いて2時間ちょっとで武田尾駅に到着。とてもいいところでした。道沿いは桜がいっぱいだったので春にまた来たい。