タイムラインにホライモリの動画が流れてきました。
ホライモリの・・・腕の・・・使い方・・・ https://t.co/JTDWzsM9F6
— 中島保寿(東京都市大学・古生物学研究室) (@japanfossil) July 11, 2020
日本国内で見られるのは碧南海浜水族館だけ,ということなので早速見に行ってきました。名鉄三河線碧南駅から徒歩15分で到着。
ウナギっぽい細い体から骨しかないようなか細い足が出ている。首の左右両側に赤いエラ。体の外に突き出しているので外鰓(がいさい)と言います。赤いのは赤血球のヘモグロビンの色が透けて見えているのでしょう。ウーパールーパーと同じだ。洞窟生の両生類ということで見に行くまではじっと動かない動物なのかと思っていた。実際には頻繁に水槽内を動き回る。4本の足で歩いたり,細長い体をくねらせて泳いだり。
前肢は3本指,後肢は2本指。どういうなりゆきでこんな形に進化したのだろうか。ホライモリといいアシナシイモリといい,脊椎動物としてはかなりはっちゃけた方向に進化してしまったように見える。 アシナシイモリは東山動物園にいるらしいので見に行ってこよう。
いやーいいもの見せてもらった。これで入場料500円は安すぎるんじゃなかろうか。
ところでなぜ碧南にホライモリがいるかというと,愛・地球博(愛知万博)の展示としてクロアチアから送られた個体が展示終了後に碧南海浜水族館に寄贈されたのだそうです。ホライモリはクロアチアの天然記念物だそうです。
か細い足を使って歩くホライモリ pic.twitter.com/Yh9msonwqA
— ぷらな (@prna79) July 12, 2020
ニョロニョロ泳ぐホライモリ pic.twitter.com/jaQIyGhm58
— ぷらな (@prna79) July 12, 2020
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2020-07 hekinan seaside aquarium | Flickr