こちらの続き。
18きっぷの残りを使って今シーズン2回目の熊野古道伊勢路遠征は4307M→917D→329Cの乗り継ぎで相賀駅下車。国道を尾鷲方向に30分歩いて道の駅海山でトイレを済ませたら(ペットボトルを1本補充するつもりだったのに忘れるという失態)さらに10分で馬越峠道登り口に到着。
先週は熊野古道を歩いて1組のハイカーとしかすれ違わなかったのに,この日,馬越峠では10組以上とすれ違いました。
馬越峠道は歩き始めてすぐに本格的な石畳の道が続きます。一枚岩の石橋もいいし,苔で覆われた切り株もいい。
木の根だらけですがここも熊野古道の一部。1時間ちょっとで馬越峠に到着。ここから尾根筋を東に登ると天狗倉山(てんぐらさん)。西に登ると便石山(びんしやま)。時計と相談して天狗倉山に向かいます。
これまでの熊野古道とは比較にならないような急傾斜が続きます。その山道を歩くこと1時間。山頂の巨岩が見えてきました。
梯子がかかっているので巨岩の上に登ることができます。
南側は尾鷲市街が一望できます。ニュースで聞いていた通り,尾鷲三田火力発電所がきれいに更地になってた(上写真中央)。
30年以上「市のシンボル」、230mの煙突解体 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン
北側も展望することができます。こちらは銚子川上流と雪で白くなった大台ケ原山系。
NHKスペシャル | 見えないものが見える川奇跡の清流 銚子川
岩の上にせり上がって成長するヒノキ。生命力を感じさせる。
馬越峠に戻って峠道を尾鷲側に下る。相賀側はほとんどヒノキの人工林でしたが尾鷲側は落葉樹が多く,道に枯葉が積もっていた。
峠から1時間ほどで麓の馬越公園に到着。さらに30分,尾鷲市街を歩いて今夜のホテルに到着。翌日に続く。
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