船に乗りたかったので,船で北海道に行ってきました。ついでに3つの水族館に行ってきました。
京都駅から特急まいづるで東舞鶴へ。駅から徒歩20分ほどで舞鶴フェリーターミナルに到着。船に乗ったらまずは風呂。出航前だけど。出航は23時50分。30分ほどで電波圏内を出る。再び電波圏に入るのは出航17時間後の奥尻島沖。小樽到着は出航21時間後。小樽港からタクシーで小樽築港駅へ。小樽築港から札幌にJRで移動。宿泊は札幌駅前。
翌朝,ホテルから歩いてひとつ目の目的地AOAO SAPPOROへ。ここは今年夏にオープンしたばかりの新しい都市型水族館です。
4階の最初の展示はいきものじゃなかった。札幌の街のど真ん中で海水にアクセスできないので,飼育に使っているのは食塩を溶かした人工海水。その人工海水の製造プラントの展示でした。なるほど。
続いては水族館のバックヤードの作業を見学できる展示。スタッフがいろいろな作業をしていました。
すごいおしゃれな水槽がいくつも。おしゃれなのはいいのですが,どんな生物がいるかという情報はどこにも見当たらず。これは残念ポイント。
枯葉そっくりのリーフフィッシュ(コノハウオ)。自然選択が作り上げた姿かたち。
鱗模様のはっきりしたウナギ。こんなウナギがいるとは知らなかった。
次の目的地へは地下鉄で移動。新札幌駅前のサンピアザ水族館へ。
なぜだかメガネモチノウオという魚が好きなのです。同属のミツバモチノウオは石垣島で釣ったことある。メガネモチノウオも釣ってみたい。
毒の持ち主として有名なハナミノカサゴ。こいつも釣ってみたい魚だ。
巨大なクエの周囲をうろうろするホンソメワケベラ。寄生虫を駆除するドクターフィッシュとして有名ですね。
さらにJRで移動。次は千歳水族館。JR千歳駅からタクシーを利用しましたがワンメーターで着いてしまいました。こんなに近いとは思ってなかった。
サケといえば鼻曲がりに背っぱりですよね。
こういうタッチプールは初めて見た。普通はヒトデとかナマコとか,簡単に捕まえられる生物を入れた水槽が多いと思うのですが,ここは普通にスイスイ泳ぐ魚たち。なのでとてもがんばってようやくかすかに触れることのできるタッチプールでした。難易度高いぞ。
そしてこの展示がよかった。重さと大きさを再現したサケの模型の展示。持ち上げて重さを実感できます。とてもよくできた模型でした。
水族館の哺乳類の展示ではコツメカワウソなどが多い印象ですが,ここ,千歳水族館ではアメリカミンクの展示でした。北海道では毛皮養殖の個体が脱走して野生化しているそうです。知らなかった。
水族館の地下から千歳川の中を直接見ることができます。このサケは千歳川を泳ぐ野生の個体。
水族館を出て橋の上から見るとこんな感じ。うじゃうじゃ泳いでます。
というわけで3つの水族館を梯子して新千歳空港から飛行機で帰宅しました。また船に乗りたいねぇ。
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2023-09 hokkaido aquarium | Flickr