鈴木香里武さんという漁港で幼魚(成魚の手前の成長段階の魚)を掬ってxx年,という方がいます。東京に住んでいたときに鈴木さんがスピーカーのサイエンスカフェに参加しました(とても面白かった)。その鈴木さんが静岡県にオープンさせた幼魚水族館を見に行ってきました。
JR東海道線三島駅から土日だけ運行の無料シャトルバスで15分のサントムーン柿田川というショッピングモールの中にあります。
ゴンズイの集団。個体の大きさは5 cmくらい。
サラサハタの黒点模様は目の位置を分からなくさせるため,という話なのですが,ありそうな話ではあるのですがそれは実証されている話なんですかね。
幼魚と成魚でまったく姿が違うという展示が面白かった。こちらはタテジマキチャクダイ。幼魚の時はぐるぐる模様。成魚になると縦縞(横縞に見えるかもしれませんが魚にとっては頭尾軸方向が縦)。ぐるぐる模様にはどんな意味があるのか。
こちらはクギベラ。幼魚の時は普通にありそうな姿ですが成魚になると全身真っ青に。そして口もさらに長く伸びてるな。
こちらはヨウジウオ。枯葉枯れ枝への擬態のようです。
30分もあれば一周できる小さな水族館です(が当然のように何周もした)。近くに柿田川湧水があるのでそちらにも行ってみました。
柿田川は湧水が源泉となっている川です。富士山の雪解け水が溶岩に染み込み湧き出したもので,湧水量は年間で一定,水温は年間を通じて15℃だそうです。
その他の写真はこちら↓
2022-11 young fish aquarium | Flickr