以前にも行ったことはあるのですが,京都水族館がこの夏リニューアルオープンしたということを聞いたので早速行ってきました。
京都水族館といえばオオサンショウウオ。こちらは鴨川由来のチュウゴクオオサンショウウオとの交雑種。うじゃうじゃいます。
こちらは水族館に1頭だけのオオサンショウウオ在来種。ざっと見た感じ,交雑種との違いは頭部表面が細かいツブツブで覆われていることでしょうか。鴨川水系では交雑種の存在が生物多様性の観点から問題になっていますが,そもそもチュウゴクオオサンショウウオは食用として輸入されたそうなので,水族館のレストランで美味しい料理として食べちゃえばいいのに,と思っています。
リニューアルで素敵になったことのひとつがこちら。魚譜画家 長嶋祐成さんの素敵な絵による展示魚種紹介。
今回の見学で一番印象的だったのがこちら。赤い目のオヤニラミという10センチくらいの魚。赤い目をしたルアーはよく売られていますが,本当に目の赤い魚がいるとは思ってなかった。エラ蓋の目玉模様もかっこいい。
ゴマフアザラシの鼻の穴とヒゲをじっくり観察する。抜けたヒゲがあるなら触れるように展示してくれないかな。触ってみたいので。
リニューアルで新しくなったのがクラゲの展示クラゲワンダー。360度ぐるり周囲を取り囲む水槽も,発生1日目から1ヶ月後までの連続展示もよかった。京都クラゲ研究部というスタッフの作業を見せるためのコーナーもありましたが,こちらは新コロのせいかちょっと距離を感じました。事態が落ち着いたら存分に活躍できることを期待しています。
水族館でずいぶん見てきたはずなのだけど,ニシキアナゴに背びれがあるのにこの時まで気づいてなかった。
こういう,ひょこっと顔を見せているのが好きだ。
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2020-07 kyoto aquarium | Flickr